第七回|埼玉

「子どものケータイ利用を考える全国市民ネットワーク全国会議 第七回 埼玉大会」 は以下の内容で開催されました。多数のご参加誠にありがとうございました。

主催:子どものケータイ利用を考える全国市民ネットワーク
共催:埼玉県
後援:子どもたちのインターネット利用について考える研究会一般社団法人セーファーインターネット協会(SIA)

子どもとインターネットに関わる問題についての、学習および情報交換のためのイベントです。全国各地域に根ざして教育啓発、調査、提言などを行っている市民団体、インストラクター、地方自治体ご担当者などで、本イベントおよびネットワークへの参加にご興味をお持ちの方は、事務局(info@citizen-network.com)までお問い合わせください。

本イベントへの参加には事前申し込みが必要です。関係者には開催案内を発送済みです。参加される方は10/5までにお手続きをお願いします。また当日、受付にて資料代2,000円をお支払いください。

  1. 日時
    • 平成27年10月16日 金曜日 12:45~16:45(開場12:30)
    • 平成27年10月17日 土曜日   9:30~13:00(当初ご案内の12:30終了予定から30分繰り下げになっています)
  2. 会場
    • 浦和コミュニティーセンター (さいたま市浦和区東高砂町11-1)
  3. 内容
    第1日目(10月16日金曜日)

・  講  話
テーマ:「青少年 インターネット環境整備基本計画(第3次)についての説明」
講 師:清水 泰貴氏(内閣府政策統括官青少年インターネット環境整備推進担当)

・  基調講演
テーマ:「重要になるペアレンタルコントロールの理解と実践」
講 師:下田博次氏(群馬大学名誉教授)

・  分 科 会

【分科会A】
テーマ:「ネット依存 健康被害の現状と対策」
講 師:浅田豊氏(青森県立保健大学健康科学部准教授)
事例発表:大久保貴世氏(インターネット協会主幹研究員)、山田達氏(青森県立三本木高等学校附属中学校教諭)、加藤昌代氏(スクールカウンセラー)

今日、年代を問わず日常生活の中でインターネットに接する機会は多く、とくに子どもたちのネット利用、スマホ所持・利用については家庭・学校・地域社会がその状況に気付き、派生する問題点に対し、改善・予防のまなざしと確かなストラテジーを打ち出していかなければならない段階にきています。中でも当分科会が今回取り上げるネット依存・健康被害の現状と課題に関しては、視力低下や寝不足・運動不足等を生じる点、ネット利用の負担感やネットにふれないことの不安を抱いていること、成人人口の依存傾向、さらには中高生依存有病率などが久里浜医療センターのご実践やヤング氏の尺度を含む、先行研究・共同研究成果を踏まえた、総合的な各種調査結果等から明らかになっているところです。ここでは概説的な共有(30分)にはじまり、中学校教諭のお立場からの現状のご報告(15分)、スクールカウンセラーのお立場からの事例に関するご報告(15分)、インターネット協会の研究員のお立場からの事例に関するご報告(15分)、質疑応答等を通して、ご参加の皆様と知見・提言を確認できれば幸いです。

【分科会B】
テーマ:「子育て×スマホ   〜セミナーから見えてきた乳幼児ママたちの思い〜」
講 師:松田直子氏(NPO法人イーランチ理事長)

昨今、さまざまな情報機器の急速な普及にともない、子育てのシーンにおいてもスマートフォンが利用され、子どもたちにとってもスマートフォンやタブレットが身近な存在となってきました。外出先でむずかる時にスマートフォンで動画を見せるなど、上手に活用している場面が見られる一方で、早期の情報機器利用による子どもの発達への影響などを心配する声もささやかれるなど、悩みや心配ごとを抱えている保護者もいらっしゃるのではないでしょうか。
子どもへのスマートフォンやタブレットの関わらせ方については、まだ医学的、教育学的に、データに基づいた指針がなく、大学の研究者が「過度に利用しない」と提言しても、「過度」の“ものさし”がないという状況です。
私たちは「子どもにスマホは必要か、不要か」という二者択一を決めるものではなく、「適切に利用する」ためにはどうしたらいいかを考え、スマートフォンやタブレットの安全利用ための心構えや家庭でのルールづくりの情報をお届けすることを目的として、幼児のインターネット安全利用啓発活動「スマホのある子育てを考えよう」を企画し、2014年10月から全国20ヶ所の幼稚園・保育園等で、保護者や教育関係者を対象にセミナーを開催しました。
分科会B「子育て×スマホ」では、全国の1~6歳の未就学児を持つ保護者(1158人)を対象に実施した「幼児のスマートフォン・タブレット利用調査」の結果に基づき、思い込みやイメージではない「現状」を把握した上で、心配されることや保護者の悩みなどを共有し、有効利用を目指すルール作りのワークショップを体験していただきます。
さらに、これまでのセミナーから出てきた、子育て中の保護者のスマホ利用に対する思いをベースに、啓発活動者として社会全体でできることを考えていきます。
また、啓発活動者には必須の知識であるスマートフォンを利用する時のセキュリティ対策について、株式会社カスペルスキー 社長室CSR担当マネージャー 籔内祥司氏より、そもそも個人情報とは何か、それを守るために私たちにできること、そしてネット上の詐欺犯罪の最近の流行の傾向や対策についてお話いただきます。

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【分科会C】
テーマ:「生涯学習の視点から見た青少年インターネット問題の現在と今後」
講 師:笹井宏益氏(国立教育政策研究所 生涯学習政策研究部長)
事例発表:高橋大洋氏(子どもたちのインターネット利用について考える研究会)ほか

スマートフォンの普及が著しい。かなりの低年齢層にまで浸透しており、子供の成長発達に大きな影響を与えつつある。その最大の特徴は、地球規模での情報収集が簡単にできるようになることに加え、情報の受発信をとおしてサイバー空間でコミュニティを形成したり、不特定多数の人に情報発信したりできる点にある。こうした状況は、子供たちが成長する上で必要な情報環境の基盤を形成するようになっており、様々な観点から、大人による教育的配慮が不可欠になっている。
子供が成長する場は学校だけに限らない。家庭でも地域でも子供は成長している。それゆえに、子供の情報環境を適切なものにするためには、学校、家庭、地域、さらには企業や市民団体との連携協力がどうしても必要になる。また生涯にわたって必要となるコンピテンシーを明らかにし、情報化のメリットを最大限に、かつそのデメリットを最小限にする教育的営みを実践することが求められている。本分科会では、こうした論点に沿って議論を進めていきたい。

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・ 全体会
各分科会からの報告共有

第2日目(10月17日土曜日)定員125名先着順

・ 講 話
テーマ:啓発のヒント・内容〜ネットリスク教育論を踏まえて〜
講 師:大谷良光氏(弘前大学教育学部前教授 子どものネットリスク教育研究会代表)

・ ワークショップ
各地の参加団体による教育啓発コレクション(発表順)

埼玉 笠原氏  広島 笹川氏  鳥取 竺原氏

群馬 伊藤氏  高知 山中氏  福岡 井島氏

ACE市野氏  SIA長谷部氏  静岡 松田氏

・ 全体会
埼玉大会ふりかえり

 

 

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